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東京研修 交流会報告

 鶴城同窓会関東支部主催の唐津東高生と先輩大学生・社会人との懇親会を8月1日(木)18時からTKPスター貸会議室 護国寺にて開催しました。唐津から東京研修で上京した唐津東高1、2年生49名と先輩卒業生等15名(大学生8名、社会人7名)の参加で生徒3~4人に対し卒業生1人のグループに分かれて意見交換しました。

 2017年から始まったこの東京研修は今年で6回目(2020年と2021年はコロナ感染症蔓延のため中止)。 今回は、2泊3日の旅程で、初日は、全員で東京大学を見学し横浜の中華街を散策。2日目は自由散策であり、事前に計画した行程で、大学のオープンキャンパスに参加したり、浅草・明治神宮・東京タワー・スカイツリー等の観光スポットや恵比寿・下北沢等若者の集まる所を散策する等東京の日常を肌いっぱいに感じ取りました。最終日は上野地区の自由散策でした。

《参考》東京研修参加人数 2017年14名、2018年36名、2019年37名、
    2022年25名、2023年35名。

 このところ、東高生の在京大学への進学率が低くなっている(2010年代は10数名程度が続いた)ことから、唐津東高校は対策の一環として東京研修を企画し、2017年に第1回東京研修が実現した。その第1回より関東支部は本部・高校と連携して先輩(学生・社会人)との交流の場を持って来ました。

 この交流会の成果なのか、2022年4月の関東の大学への進学者は28名と大幅に増加した。因みに2023年4月は16名。2024年は、17名。

 唐津東高校の生徒からは、「大学生の意見が聞けて、雰囲気や経験が分かって良かった。自分の時間の使い方の方向が見えてきた。」(2年)、「環境問題に取り組みたいことから高校一年の時から東大を志し、合格した上に志望省庁に内定されたと聞き自分の夢を持って一歩一歩進んでいるのが凄いと思った。」(2年)と感想を述べていました。

 一方、先輩大学生8名は全員神奈川県川崎市にある学生寮「久敬社塾」の塾生であり、「実は僕も2年前に東京研修に参加した1人です。まだ東京に出てきて4か月しかたっていないけれど、後輩達からの質問に応えつつ2年前の自分を思い出しました。改めて大学生活をしっかり考えて過ごしていきたいと思いました。」(東京工業大学1年)、「皆さん頼もしいですね。皆さんを応援しますし、僕も頑張ります。」(東京大学4年)と明るく応えてくれました。

 また、生徒たちからその職業選択についていろいろと質問を受けた社会人からは「自分も高校1年や2年のころは職業についてあまり真剣に考えてはいなかった。でも今日の話が今後の彼らの進路において何かのきっかけになればいいと思う。」との声がありました。

 更に、引率の先生からは「出席の先輩方は唐津にはあまりない職種の方々が多く、こういう方々と話す機会は地元ではなかなかないので生徒たちにとってはとてもいい機会になったと思う。」とのコメントがありました。

 唐津東高等学校の生徒と若い先輩たちが交流し互いに影響を受け合い切磋琢磨していく姿は本当に素晴らしいので今後もこの支援活動を継続していきたいと考えています。
 最後に、本研修のためにということで、去る6月8日の関東支部総会・懇親会時に出席された会員の皆様より寄付を頂きました。頂いた225,172円は上記8月1日の交流会の費用の一部として大切に使わせて頂きました。この場を借りまして厚く御礼を申し上げます。

 なお、この交流会は佐賀新聞に掲載されました。
<https://www.saga-s.co.jp/articles/-/1296670#goog_rewarded>
唐津東高生、関東の卒業生と懇談 1、2年生が訪問 進学、就職の参考に | まちの話題 | 佐賀県のニュース | 佐賀新聞 (saga-s.co.jp)

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