鶴城同窓会関東支部主催の唐津東高生と先輩大学生・社会人との交流会を8月6日(水)18時からTKPお茶の水会議室にて開催しました。唐津から東京研修で上京した唐津東高1、2年生45名と先輩卒業生等12名(大学生6名、社会人6名)の参加で生徒3~4人に対し卒業生1人のグループに分かれて意見交換しました。
2017年から始まったこの東京研修は今年で7回目(2020年と2021年はコロナ感染症蔓延のため中止)。 今回も2泊3日の旅程で、初日は、全員で東京大学を見学し横浜の中華街を散策。2日目は自由散策であり、事前に計画した行程で、大学のオープンキャンパスに参加したり、明治神宮や渋谷スカイの展望施設等の観光スポットに行ったり、事前にアポを取り講談社の会社訪問をしたりと思い思いに首都東京を感じ取りました。最終日は上野地区の自由散策でした。
(参考)東京研修参加人数 2017年14名、2018年36名、2019年37名、2022年25名、2023年35名、2024年49名。
唐津東高生の首都圏の大学への進学率が低くなっている(2010年代は10数名程度が続いた)ことから、唐津東高校が対策の一環として東京研修を企画し、2017年に第1回東京研修が実現。鶴城同窓会関東支部は、その第1回より本部・高校と連携して先輩(学生・社会人)との交流の場を持って来ました。
この交流会の成果なのか、2022年4月の関東の大学への進学者は28名と大幅に増加しました。因みに2023年4月は16名。2024年は、17名。2025年は21名。
唐津東高校の生徒は、活発に進路や勉強方法・受験対策等を質問しており、「大学進学のメリット・デメリットや大学生の生活やアルバイト等を大学生から直に意見が聞けて、雰囲気やイメージが分かって良かった。」、「社会人から都会に住んで良かったこと等を聞くことができてよかった。」と感想を述べていました。
一方、先輩大学生6名は全員神奈川県川崎市にある学生寮「久敬社塾」の塾生でした。高校生との交流については、都会の大学進学の決めてに悩んでいるようだったので自分の場合の話をしてアドバイスしたそうです。
また、生徒たちからその職業選択等についていろいろと質問を受けた社会人からは、今日の話が今後の彼らの生き方において何かのきっかけになればいいと思うとの声がありました。
唐津東高等学校の生徒と若い先輩たちが交流し互いに影響を受け合い切磋琢磨していく姿は本当に素晴らしいので今後もこの支援活動を継続していきたいと考えています。
最後に、本研修のためにということで、去る6月14日の関東支部総会・懇親会時に出席された会員の皆様より寄付を頂きました。頂いた113,965円は上記8月6日の交流会の費用の一部として大切に使わせて頂きました。この場を借りまして厚く御礼を申し上げます。
なお、この交流会を佐賀新聞社が取材し記事となっています。
唐津東高生、関東の同校卒業生に進路相談 1、2年生45人が東京都内で交流 | まちの話題 | 佐賀県のニュース | 佐賀新聞